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勝手に無線LAN!を何とかしたい。

2012年8月27日

とあるお客様先で商談していたときのこと。
主たる製品の紹介が終わって、最後に…と、LAN Sheet製品のご紹介を簡単にしました。

 

お客様担当者様から、「これいいねぇ。オフィスでの導入事例あるの?」と言われ、メーカさんの紹介事例ですが、NTTデータ社では、全執務机の上に、LAN Sheetを設置して使ってる事例はありますよ。と、ご紹介しました。

 

そしたら、それをキッカケに今の時代を感じさせる話題を聞きました。

 

実は…

 

最近、社内に知らない無線エリアがあるんだ。と、言っても社内では無線LANを導入はしていないので、その話を聞いて調べてみた。
そしたら、執務室の各席に配線しているLANケーブルの先端に、個人的にHUBをつないでいて、そこに小型の無線LANアクセスポイントを勝手に置いてるんだ。そして、個人用のWi-Fi端末をそこにつないでいたりして、仕事外利用のケースがあるようなんだ。と、話を伺いました。

 

社内のLANにつながる端末について、厳格な運用をしていないとしたら、これは非常に簡単なことで、そうやることで最近の小型端末を職場でも利用しやすくなるとは思う。しかし、会社だし…職場のインフラだし…まさか、そんな事に使うなんて…と、考えてしまったのですが、これが意外と本当らしい。

 

驚いた。

 

LAN Sheet製品は、LANケーブルがつながるアクセスポイントを、床下のフリーアクセスの中に入れて、アクセスポイントからは専用の同軸ケーブルを床上に出す設置にすることが出来るので、机の上にLANケーブルを出すこと無く、社内のLAN環境を使うことができるようになります。
これだと、社員が勝手にLANケーブルを使うようなことはかなり減らせます。

 

執務室で無線LANを使うと、外部への電波情報漏えいが心配ですが、LAN Sheet であればその電波範囲は、1m程度にできるため、外部への漏えいは心配ありません。
また、このエリア限定を前提にすることが出来るので、既存の社内LAN環境に対して高価な端末認証システムなども必要がありません。

 

投資が少なくて、安全な無線LAN環境を構築できますし、このような「社内LANの無断利用」を、無くすことができます。

 

LAN Sheet は、『既存のLAN環境を無線化する』という発想にも向いています。
各席へのLANケーブルの敷設は不要。コネクタ破損による再敷設はゼロになります。また、コネクトレス端末の業務インフラへの導入が増える中、そのためのWi-Fi環境や、無線LAN機能の活用には、LAN Sheet の選択は最適です。

 

(Vol.39)

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